節約は何から始める?固定費の見直しで大きな節約が期待できる!

目次

固定費とは?

「固定費」とは、企業や個人が毎月一定額支払う費用のことです。生産や販売の量に関わらず、決まった金額が発生し続ける費用を指します。例えば、家賃、保険料、定期的なサブスクリプション料金、給与、光熱費(一定額の場合)などが固定費に該当します。

固定費の特徴は、収益がどれだけ増減しても、一定期間内に支払う金額が変動しない点です。これに対して、販売量や生産量によって変動する費用は「変動費」と呼ばれます。

固定費の管理は、企業や個人の財務状況に大きな影響を与えるため、重要なポイントになります。

毎月何気なく支払っている固定費ですが、固定費ゆえに今払っている金額が当然になっているのではないでしょうか?

固定費を見直す

固定費を見直すことで、今より支払いを少なくできる可能性があり、月々1万円以上の節約が見込めるかもしれません。
一度の見直すことで、大きな金額を節約できる可能性が高く、節約をするには固定費を見直すことが必要です。

固定費の金額がわからない際は、クレジットカード落としの場合は、クレジットカードの請求明細を確認し、銀行落としでは、銀行口座の明細を確認してください。

通信費

通信費は、スマホやインターネットなどの通信サービスにかかる費用のことです。毎月の固定費として発生するため、節約すると家計に大きく影響します。

スマホの場合は、大手キャリア(docomo・au・SoftBank)のプランを使用していると、月々5千円以上を払っているはずです。
これを、大手キャリアから格安SIM(MVNO)に乗り換えれば、毎月3千円以上の節約が可能になります。
格安SIMは大手キャリアより安いため、不安に思うかもしれませんが、格安SIMは大手キャリアの回線を借りており、通信品質に違いはありません。
しかし、通信速度が安定している大手キャリアと違い、格安SIMは時間帯によって通信速度が変わり、特に平日の12時台に遅くなる特徴があります。

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サブスク

サブスクとは、サブスクリプション(subscription)の略で、一定期間、定額料金を支払うことで商品やサービスを利用できるビジネスモデルです。

世の中には多くのサブスクが存在しており、今では一人一つ以上のサブスクに加入しているのではないでしょうか?
動画配信だけでもNetflix・amazonプライム・U-Next等、多くの有料プランがあり、YoutubeやABEMAのような無料なものを入れると更に多くなります。
複数のサブスクに加入していても、同時に複数を利用することができず、利用できるのは一つだけです。
そのため、利用頻度の少ないものは解約して、2個ぐらいのサブスクで収まるようにしましょう。

加入はしていても、全く使用していないサブスクも解約しましょう。

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保険

「保険」とは、予測できないリスクや事故に備えて、定期的に一定額を支払い、万が一の事態が発生したときに保障を受ける仕組みです。保険にはさまざまな種類があり、個人や企業のニーズに応じて選ばれます。

多額の損出が発生するものは保険に入る価値はありますが、少額の場合では保険に入る価値はありません。
自動車保険や火災保険が多額に該当しており、スマホ保険のようなものは少額に入ります。

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光熱費

「光熱費」とは、家庭や企業で使用するエネルギーに関連する費用のことを指します。具体的には、電気、ガス、水道などの料金が含まれます。これらは日常生活に必要不可欠なものであり、使用量に応じて毎月の支払額が変動します。

電気・水道の使用を意識して減らすのではなく、節水シャワーヘッドやLED電球に交換することで見直しを行い、新電力の加入を検討するのもよいでしょう。

毎月利用料は変動しますが、一度の見直しである程度節約できるため、固定費に入れています。

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自動車維持費

自動車の維持費にはさまざまな項目があり、それなりにコストがかかります。

軽自動車を一年間維持した場合、走行距離にもよりますが約15万円(車検代・駐車場代なし)必要です。
車の維持費は高くつくため、交通機関が充実しているところに住んでいる場合は、車を手放すことを考えるのも手段の一つになります。

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住居費

住居費は生活費の中でも大きな割合を占める固定費です。住む場所や住まいの種類によって費用が大きく異なります。

賃貸か持ち家で変わりますが、賃貸で都市部に住んでいる場合は、家賃の安い郊外に移住するのも手段です。
持ち家の場合は、定年までにローンを完済できるようにローンを組みましょう。

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まとめ

上記に記したものが主な固定費です。

固定費の見直しは一度の手間で、大きな費用の削減が行え、毎月1万円の削減がおこなえると、年間12万円を削減できたことになり、その分を貯蓄や投資に充てることで、資産を増やすことができます。

固定費は1〜2年の周期で見直す必要があり、時間の経過とともに新プランの登場や世の中の情勢が変わってくるためです。

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