お金を残すやり方は?預金は慣れると簡単!?

みなさんはお金を残していますか?
給料の全てを使っていませんか?
借金をしていませんか?

生活が苦しくて預金どころでないと言われるかも知れませんが、預金をすることは難しいことではありません。
誰にでもできることです。

ここでは、預金の仕方について解説しています。

目次

目的を考える

お金を残すには、残す目的を明確にする必要があります。
目的がないとモチベーションの維持が難しくなり、なんでも良いので目的を持ちましょう。

今までお金を残していない方が、急に節約を行うと辛く思えるときが来るので、お金を残す目的を持つ必要があります。

貯金の前に

お金を残すことも大事ですが、その前にすることが借金の返済です。
お金を借りていると金利がつき、元金と利息を支払う必要があります。
元金は借りたものだから返すのは当然ですが、利息は借金をしなかったら支払う必要のないお金であり、貸し側に差し上げているようなものです。
借金をしている期間が長くなればなるほで利息は多くなり、ムダでバカバカしい利息を支払う必要があります。
ムダな利息を支払わないためには、借金を早く返済することが一番です。

借金がある場合は、貯金より借金返済を先に行い、ムダな利息を支払うことを止めましょう。
ただし、住宅ローンのような長期の返済計画があるものは除きます。

生活費を見直す

お金が残らない理由はシンプルで、収入の全て以上を使っているために残りません。
まずは、家計を見直し無駄な部分を調べる必要があります。

固定費

毎月一定額を支払う費用のことです。
固定費は一度見直すだけで効果が高く、月に1万円以上の節約が見込めるかもしれません。

あわせて読みたい
節約は何から始める?固定費の見直しで大きな節約が期待できる! 固定費とは? 「固定費」とは、企業や個人が毎月一定額支払う費用のことです。生産や販売の量に関わらず、決まった金額が発生し続ける費用を指します。例えば、家賃、保...

変動費

毎月の利用額がきまっていない費用のことです。
支出の項目わけを行い、予算を決めることから始めましょう。

変動費は固定費の見直しほどの効果がなく、まずは固定費を見直して、固定費見直し後の生活に慣れてから変動費を見直すほうが良いです。

あわせて読みたい
固定費の次は変動費を見直し!?変動費を見直せば更なる節約へ! 変動費とは? 変動費(へんどうひ)とは、企業や個人の活動量に応じて増減する費用のことを指します。例えば、製造業であれば、生産量が増えれば増えるほど材料費や外注...

先取り貯金

家計の見直しが終わると、次はお金を残す方法を考えます。
ただし答えはでており、お金を残す方法は一つ、「先取り貯金」です

今までは収入の全てを使っていたため、家計を見直して浮いたお金も別の用途で使ってしまう可能性が高く、給料が振り込まれると積立預金や別口座に移す必要があります。
普段使う口座からお金を移すことで、強制的に貯める仕組みを作り、残す分は最初からなかったものとして考えましょう。
積立貯金や自動振込は、決めた日にちに自動で決済してくれる便利なシステムであり、これらのシステムを有効的に使います。
当然、積立預金や別口座のお金に手を出してはいけません。

最初は貯金以外で残ったお金を全て使っても問題はなく、最初から厳しくすると長続きしないために、あえてゆるい状態から始めることが貯金を長続きさせるコツです。

残す金額を決める

最初は固定費を見直して、固定費の見直しで浮いた分を貯金しましょう。
例えば、固定費を見直して1万円浮いたとすれば、1万円だけを残して、あとの収入は全て使っても問題ありません。
「たった1万円」と思われるかもしれませんが、続けることが重要であり、続けることで「お金を残す習慣」が身につくからです。
最初は難しいかもしれませんが、続けていくと習慣になり、習慣になると1万円が2万円に増えていきます。

毎月の貯金が習慣化されると、第一段階は終了です。
次は、金額ではなく「収入に対する貯金率」で残す金額を考えます。
例えば収入の10%を残すとして、手取りが20万円とした場合、2万円を貯金します。
貯金する金額が増えても、貯金が習慣化しているために抵抗は少ないです。

一般的には収入の10%を貯金すると良いとされており、第二段階は「収入の10%を残す」を目指しましょう。

第二段階がクリアーできれば、第三段階になります。
次は「収入の25%」を残すことです。
いきなり10%から25%は難しくて挫折しそうになるかも知れませんので、何段階かに分けるのが成功の秘訣になります。
例えば、10%から15%に上げてから数ヶ月すごしてみて問題がなければ、20%に上げるようにすると無理なく貯金率を上げることができるでしょう。
ただし、貯金率25%は目標であって、絶対ではありません。

第三段までクリアーできると、貯金マスターと言えるレベルになっていると思われるので、その後の貯金率はご自身で決めてください。

まとめ

固定費の見直しで浮いた分から貯金を始めましょう。
貯金は続けることが大事であり、続けることで習慣化されます。

貯金に慣れてくると、貯金を金額ではなく収入に対する率で行うようにして、まずは収入の10%を貯金できるように目指しましょう。
その後は5%づつ貯金率を上げていき、貯金率25%を目指すことが最終目標です。

貯金する以外の収入は全て使っても問題ありませんが、お金を残す習慣が身につくと残った全ての収入を使う行為ができなくなっています。
ここまでくると、お金に困る人生から脱出する基礎は完成です。

お金にまつわる書籍を1冊紹介します。
「バビロンの大富豪の教え」という本で、お金の残し方から増やし方の基礎が書かれている本です。
漫画版もあり、活字が苦手な方にも読めるため、一度読んでみることをおすすめします。

あわせて読みたい
節約は難しくない!?2つのことから始めるだけ! 節約とは? 節約(せつやく)とは、お金や資源、時間などを無駄にせず、効率的に使うことを指します。特に、家計管理やエネルギー消費の面でよく使われる言葉です。 一...
よかったらシェアしてね!
目次