スマホの利用費を見直そう!?固定費の見直しは通信費から!

目次

通信費とは?

「通信費」とは、電話やインターネットなどの通信サービスを利用するためにかかる費用のことを指します。

普段何気なく使用しているスマホの費用や、家庭のインターネット回線が主な通信費です。

通信費を見直す意味

通信費は最初に見直すべき費用であり、これを見直すだけで毎月5千円以上の節約効果が見込める可能性があります。
通信費は一度見直すだけで大きな節約効果があり、その効果が長期間持続するメリットもあるため、節約には絶対見直す必要があるでしょう。

ここではスマホ通信費を見直す方法を解説しています。

通信会社を知る

docomo・au・SoftBank・楽天の4社が通信大手と言われています。
スマホプランを見直す場合に対象となる会社が、docomo・au・SoftBankの3社であり、楽天については特殊なプランのため大手から省きます。

大手3社以外にも通信会社は存在しており、大手から省いている楽天モバイルが、その一つになります。

通信会社には、大手3社が運営するサブブランドがあります。
docomo→ahamo
au→UQモバイル・POVO2.0
Softbank→Y!モバイル・LINEMO(ラインモ)
この5社が該当します。

サブブランド以外にMVNOと呼ばれる格安SIMもあります。
mineo(マイネオ)
IIJmio
日本通信SIM
NUROモバイル
上記以外にも多くのMVNOがあります。

通信費は、「大手3社→楽天モバイル→サブブランド→MVNO」の順で安くなりますが、楽天モバイル以外の通信会社は大手3社の通信回線を借りているため、通信品質に違いがなく繋がりやすさも同じと思ってください。

大手3社とサブブランド・MVNOは何が違うのか?
ズバリ!!「通信速度の安定性」です

ここからは違いを解説していきます。

MVNO

MVNO(仮想移動体通信事業者:Mobile Virtual Network Operator)とは、自社で通信設備を持たず、大手キャリア(MNO)の回線を借りてサービスを提供する事業者のことです。いわゆる「格安SIM」として知られています。

大手3社から通信回線を借りて、運営している企業がMVNOです。

メリット

・料金が安く、月5GBで千円以下のプランもあります。

デメリット

・通信速度が安定せず、混雑時は遅く、閑散時に速くなる傾向にあります。
・ほぼ実店舗が存在せず、オンラインで契約やサポートを行っています。

自社で通信インフラを所持する必要がないため、利用料を安くできる反面、平日の12時台は使用する場所によっては1Mbpsをきるほどの遅さです。
逆に、閑散時は通信回線提供元より速くなる場合があります。
実店舗がある通信会社が少なく、オンラインで完結する必要があり、ネットに不慣れな方には向きません。

混雑時でも通話は問題がなく、通信速度の安定性より価格を求める方におすすめです。

サブブランド

「MNOのサブブランド」というと、大手携帯キャリア(MNO:Mobile Network Operator)が展開する、低価格で利用できるブランドのことです。
サブブランドは、MNOの回線をそのまま利用しつつ、料金を抑えたプランを提供するのが特徴です。オンライン手続きが中心で、実店舗でのサポートが少ない場合が多いです

大手3社が安価に提供している回線です。

メリット

・メインブランドの半分以下の料金で使用できる。
・メインブランドには劣るも、十分な通信速度を維持している。

デメリット

・MVNOより通信速度が安定しているも、メインブランドには劣ります。
・MVNOより利用料が高くなっています。
・一部の通信会社以外は、オンラインでの契約とサポートを行っています。

回線が混雑する平日の12時台でも十分な通信速度がえられますが、場所によって通信速度が遅くなる場合があります。
メインブランド並の通信回線を安価で利用できることが最大のメリットです。
MVNOより通信料が高くなっており、MVNOと同で実店舗が少なく、ネットで完結する必要があります。

安定した通信速度を安価で維持したい方におすすめです。

楽天モバイル

​楽天モバイルは、日本の携帯電話サービスプロバイダーで、柔軟な料金プランと多彩なサービスを提供しています。​
料金プラン: 楽天モバイルの「Rakuten最強プラン」は、データ使用量に応じて料金が変動するシンプルな設計です。

​楽天モバイルは大手3社に対抗した第4のブランドであり、価格破壊を目的にしている通信プランです。

通信量0〜3GB3GB〜20GB20GB〜無制限
価格1,078円(税込)2,178円(税込)3,278円(税込)

上記の表は楽天モバイルのプランです。
自宅に固定回線がある場合は20GBまでの2,178円で収まり、仮に20GBを超えても3,278円になります。
無制限で3,278円は破格のプランで、電波状態の良い場所ではストレスのない高速通信です。

メリット

・通信料が安く、大手3社並の通信速度があります。
・無制限プランでは大手の中で最安です。
・au回線を借りており、楽天回線が繋がらないところはau回線でカバーします。

デメリット

・楽天回線がつかみにくく、郊外では特に繋がりにくい傾向にあります。
・電波の弱い楽天回線をつかむと、au回線に切り替わりません。
・手動でau回線へ切り替えられません。

大手3社に匹敵しする通信速度があり、無制限プランでも大手3社の半額ぐらいの金額です。
楽天モバイルは対応エリアに問題があり、楽天回線が繋がらないところでは自動でau回線に切り替わるため、auがカバーしているエリア内で使用に困ることはありません。
楽園回線が完全に掴めない場所でしかau回線に切り替わらず、微弱な楽見回線を掴むと通信できない状況になり、手動でau回線に切り替えることはできません。

高速回線を安価で利用できる楽天モバイルですが、楽天モバイルのHPに書かれてある対応エリア内でも通信が安定しない場所があり、実際に使用してみないと分からない部分があります。

スマホプランを見直す

大手3社(楽天モバイル以外)のスマホプランを利用していると毎月7千円ぐらいの支払いとなり、そこから色々な割引が適用され5〜6千円ぐらいではないでしょうか?
スマホの通信費に毎月6千円支払うと仮定しても、通信費を見直すだけで半額の3千円以内にすることが可能です。

ここからは、どのようにスマホプランを見直すかを解説していきます。

月々の通信量を知る

1ヶ月の通信量を調べることから始めてください。
自宅にネット回線がある場合は、外で動画を見ない限り毎月30GBでも多く、15GBぐらいで十分だと思います。
自宅にネット回線がない場合は、50GB以上必要になるでしょう。

通信量0〜1GB1GB〜3GB3GB〜無制限
価格4,565円(税込)5,655円(税込)7,315円(税込)

上記の表はdocomoのeximoのプランです。
月3GB〜無制限で利用料が7,315円(税込)になります。
ほとんど使わない場合でも月3GBは厳しく、毎月7,315円ぶんの通信費が発生していると言っても過言ではありません。

eximoの場合で、最大割引が適用されても約5,000円になり、約2,300円の割引になります。
eximoからdokomoのサブブランドであるahamoに乗り換えると、下記の表がeximoとahamoの比較です。

通信量0〜1GB1GB〜3GB3GB〜無制限0〜30GB
eximo価格4,565円(税込)5,655円(税込)7,315円(税込)
ahamo価格2,970円(税込)

ahamoは1プランのみで、30GBまで使用できます。
eximoの最大割引からahamoにかえるだけで、毎月2,000円の節約になり年間24,000円の節約なるでしょう。

加入プランの見直し

変動プランではなく、固定プランに加入している際は、毎月使用している通信量が適正かを見直す必要があります。

通信量1GB5GB10GB20GB50GB
価格1,298円(税込)1,518円(税込)1,958円(税込)2,178円(税込)2,948円(税込)

上記はMVNOのmineoのプランです。
20GBのプランに加入していると仮定した場合、毎月の通信量が10GB以内に収まっている際は、10GBのプランに変更することで月々約200円の節約になります。
200円ぐらいと思われるかもしれませんが、今後は何もしなくても200円が節約され、年間2,400円の節約です。
小さな節約を積み重ねることで大きな金額になる、ちりも積もれば大きな節約になるでしょう。

大手3社から乗り換える

大手3社は足並みをそろえたプランを出しており、dokomo・au・Softbankは同じような価格で同じような条件の高価なプランです。
節約を行うには、大手3社からサブブランドやMVNOへ乗り換える必要があります。

乗り換え先

すべての通信会社が対象になるのではなく、手持ちのスマホによって乗り換え先が変わってきます。

無難の方法として
dokomo→ahamo・dokomo系MVNO
au→UQモバイル・POVO2.0・au系MVNO
Softbank→Y!モバイル・LINEMO・Softbank系MVNO
になります。
〇〇系MVNOは、〇〇の回線を使用しているMVNOのことです。

dokomoを使用している場合はdokomoの回線を使用している通信会社なら、手持ちのスマホでも今までどおりの対応エリアで使用でき、au・Softbankでも同じことが言えます。

乗り換え先として、平日の12台と20時以降に通信回線を使用するかが一つの目安になります。
平日の12時台は混雑時になり、特に都心では顕著に現れるため、MVNOはかなり遅くなるでしょう。
郊外でも場所によっては通信速度が遅く、平日の12時台に使用する際はMVNOを避け、サブブランドを選ぶほうが無難です。

乗り換え時の注意

電話番号はMNPを使用すると変更されずに、現在使用している電話番号をそのまま使用できます。

今まで使用していたキャリアメールが使用できません。
Gメール等を使用することになり、友人等には乗り換える前にメアドの変更を伝える必要があります。

今は少なくなっていますがSIMロックがかかっている機種はSIMロックの解除をしておきましょう。
SIMロックを解除していないと、MVNOで使用できない場合があります。

まとめ

今まで何気なく使用していたスマホ利用料を見直し、大手3社から乗り換えるだけで、毎月の通信を半額以下にすることができます。
それ以外でも、通信量を知ることで現在のプランが適正なのかをしることができ、自身に合わないプランに加入している際は、プラン変更をしましょう。

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